大町水物語

女清水と男清水の物語を聞いたことがありますか?

昔々、信州信濃に大町という集落がありました。

村人達がその真中を南北に通る道を造り、生活を始めた頃のお話です。

その道の東側の村人は里山の居谷里という池の湧水を、西側の村人はアルプス白沢の湧水を生活に使い始めたのです。そして月日がたち、たくさんの子供達が生まれました。

しかし、東の集落は女の子ばかり、西の集落は男の子ばかりが生まれたのです。いつしか村人達は里山居谷里の水を女清水 アルプス白沢の水を男清水と呼ぶようになりました。

明治21年の大町市
< 明治21年まで、大町市にはこの川があったのです。>

これでは困ったと東と西の村人が話し合いをして、南北の道の真中に川を造り、両方の水を合わせて流すことにしました。そして、更においしくなった水の流れる川の両側にたくさんの村人達が集まるようになり、男も女もみんな仲良く幸せに暮らしましたとさ。、、

現在、大町商店街の東側は女清水、西側は男清水を水道水として使っています。

標高3000m近い北アルプスの上白沢の湧水(男清水)と

里山の居谷里の湧水(女清水)。

遥か昔から伝わる、不思議な湧水をお楽しみください。

二つの湧水を合わせた水は、縁結びの水、夫婦円満の水と呼ばれます。

男の子が欲しいご夫婦は男清水を、

女の子が欲しいご夫婦は女清水をのんでみたら?

望み通りのかわいい子宝が授かる・・・・・・かもしれませんよ。

大町市には友人の結納や、結婚式の出し物に使うために、

この水を汲みに来る人がたくさんいらっしゃいますよ。

みなさん、この物語のとおりに、幸せになってくださいね。