<ある日突然認知症になったら>
今そのテレビ番組を見ています。若年性アルツハイマーと診断されて一年一年壊れていく自分を解っていながらも、直前のことを忘れてしまう。それが長期ドキュメントで放映されています。
隣で一緒に見ている妻が、「私がそうなったらお願いね。」・・・ダメ
絶対に治る治療方法が無い。と言うのもつらい現実です。希望を失わない本人と、それを援助する家族の言いようのないさみしさに心が痛みました。
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いま同居している妻の母がアルツハイマーと診断されて3年、いま83歳です。徐々に動作もおぼつかなくなるし、名詞も忘れてしまいます。いまでは、男の私に「おばちゃん、おばちゃん」と呼ぶ時さえあるんですよ。
ところが妻が2カ月も入院した時に、朝、昼、晩の食事や洗濯は私がしているにも関わらず心配してくれた人が訪ねてくると、「もう、男の面倒はたくさんだわ。」と、母が私の面倒見てくれているような御話をしてくれます。
まー確かに料理をしている私のそばに付いてくれてはいるのですけれど、おぼろげな頭で何かしなければ、・・と思っては、いるようですよ。
60年以上夫や家族のために家事をこなしてきた妻の母にとっては、本能みたいなものかもしれません。?
30年ぐらい前から家族の形が大きく変化してきています。
少子化、教育過多、お手伝いの減少、核家族化、結婚しない娘たち、男たち
そして高齢化。
日本の国の在り方が今問われています。
妻の母のような高齢者は今の制度で救われるでしょうが、若年性アルツハイマーは救われません。
働いて働いて、そしてあと…これからと言う時に宣告されるその苦悩は本人も家族もどれほど苦しいことでしょうか。
今が最高で、そして徐々に壊れていくのです。
今日以上はないのです。
今晩は隣の妻の顔をよく見ましたよ。一緒になって33年間ご苦労様。
夫婦の在り方をもう一度考えさせられた夜になりました。
日本の夜に、妻への忠誠を誓った夫がたくさん生まれた瞬間だったのだ?。
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と、いつもの締めで決めたところで、お手軽番組が多い昨今、今晩のような番組を放映してくれたテレビ局に感謝です。ただいま夜の1時。
おやすみなさいです。
