昭和7年発行の長野県は北安曇郡郷土誌稿の中に
大変面白い事が書いてありましたので少し紹介いたします。
テレビもラジオもない時代の俗信や言い伝えが
この土地の人間性にどんな影響を与えたのか、
また,
それぞれの土地柄からどんな俗信が生まれたのか気になりますよね。
それでは北安曇郡郷土誌稿の中のいろいろの記述の中から少しだけ紹介しますね。
<煮ても焼いても食えないものは、姑婆さに栗のいが。>
嫁の気持ちがよ~くわかりますよ。
<棺桶と肥え桶は途中で降ろすものでない。>
<臭い虫をつかむ時は3回手を嗅いでからつかめば臭くない。>
ありえないと思ったけれど、へっぷリ虫で試してみる価値があるかもしれませんよね?
<嫌いな人や憎い人のあくびはうつらぬ。>
今度は周りを見ながらあくびをしてみましょう。
<お祝いの席には割り箸を使うもんじゃない。>
商談や友人との席で割り箸を出す食事処は多いですよ。
「当店では・・・・・の理由から割り箸は使っておりません。」
って書いてあると何か目立ちますよね。ヒントになりますよ。
< お月さまが縦になれば物の値が上がる。>
<お月さまが横になれば物の値が下がる。>
ゆっくりとおつきさまを見てみようかな~。
(縦に見えますか?)
今日のニュースで古大穴神社の御柱建てで亡くなった方が出たようですね。
謹んでご冥福を申し上げます。
おん柱がころべば戦争がある。との記述もありました。
誰が何の根拠で言いだしたのでしょうか。平和な世界を皆で祈りましょう。
昭和の初めに先人達は、北安曇郡郷土史稿を作ったのですがその膨大な資料集めには
本当に敬意を払います。
民謡からわらべ歌や年中行事や口碑伝説や家族、労働の形態など、
この8冊の資料を見ていると、100年ほどタイムスリップしたような気持を覚えたり
または、初めて知ったにもかかわらず昔から知っていたような感覚にもなってしまいます。
大町市立図書館にもこの本があるはずですので是非読んでください。
大町市だけでなく北安曇郡の町や村が、
多くの村や地籍の皆さんのそれぞれの伝統や伝説や唄などを
集めて出来あがったにもかかわらずいつの間にか均一の社会になってきて
先人達はどんな思いでいる事でしょうか。
町おこし、村おこしを考える皆様には是非お勧めの本です。
地域の歴史の中に埋もれていってしまった多くの思いにこそ
何か大きなヒントがあるような気がしています。
大町市史と北安曇郡郷土史稿の計13冊は
わたしの人生の中でも大きな位置を占める資料になりそうです。
果たして皆様にも人生に大きくかかわった本がある事でしょう。
是非周りの皆さんに伝えてください。
是非多くの子供さんに教えてあげてください。
大町市は夢の町なのだ~。・…といつも通りに決まったかな~。
